【イスラム国】勧誘に暗号アプリを使用。

イスラム過激派組織「イスラム国」が韓国の少年を勧誘した際、
連絡の際、高度な暗号化機能を有するスマートフォンのメッセージアプリを
使用するように指示していたことが判明しました。

韓国警察がこの少年のパソコンを解析したところ
ツイッターで知り合った「イスラム国」関係者とみられる男が
少年に対して暗号アプリを利用して連絡するように指示していたことが判明しました。

この暗号アプリは個人情報を登録せずに利用できるもので
送信してから受信者に届くまで解読はできない仕組みになっています。

今回にかぎらず、「イスラム国」が戦闘員を勧誘する際には暗号アプリを使用するよう
指示していると見られています。

「イスラム国」のネット利用に詳しい米国のアナリスト、J・M・バーガー氏によれば
「イスラム国」はこうした暗号アプリを一年以上前から使用しているということです。

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専門家も指摘していますが
これはかなりデリケートな問題で、暗号アプリの規制は容易ではないと思います。
暗号化される内容は、何も悪事だけではありません。




個人のプライバシーに関わる内容もあれば
企業機密に関わることもあるでしょう。
それら全てを「イスラム国の勧誘かもしれない」という名目で規制してしまうというのは
事実上不可能と言えるでしょう。

イスラム国の怖いところは、
潰しても潰しても新しい戦闘員が海外から流入してくるところです。
先日米国が8500人の戦闘員を殺害したと話しましたが
この勧誘問題を放置しておけば、
その程度の人数分はあっさりと補充されてしまうでしょう。
早急な対策が必要です。

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