アレで有名なバヌアツの首都に、気圧の関係でサイクロン直撃

出典　www.yomiuri.co.jp

バヌアツ共和国、通称バヌアツに
サイクロンが直撃しました。
直撃したのは13日から14日にかけてのことです。

バヌアツ共和国という国名はあまり耳慣れませんが
バンジージャンプの起源となった成人の儀式がある国、
といえば、なんとなくイメージが湧くのではないでしょうか。バヌアツは、
西にオーストラリア、北にソロモン諸島、東にフィジー、
南にニューカレドニアといった位置にある、
83の島々からなる国で、人口はおよそ26万人です。

東京の人口が1300万人であることを考えると
かなり人口密度は低いと考えられます。

バヌアツを直撃したサイクロンは、
首都ポートビラの家屋9割に甚大な被害を与えました。

もちろん首都だけではなく他の島々も被害を受けていますが
被害が甚大すぎるため状況把握が遅れているようです。




バヌアツを直撃した13日から14日にかけての
サイクロンの中心気圧は900hpa、
中心付近の最大風速は80メートルという強さでした。

あのあたりでは、数年に一度の割合で強力なサイクロンが来ますが
家屋の9割が破壊され、
ロンズデール大統領が「最悪の事態だ」として
国際社会に大規模な支援を要請したところをみると
これまでこのクラスの災害には見舞われたことはなかったのでしょう。

ちなみにサイクロンと台風は同じ熱帯低気圧を指します。
場所によって呼び方が変わるだけのものなので
日本でいう台風と同じものだと考えて差し支えないでしょう。

さすがに日本で首都の九割の建物が吹っ飛ぶほどの台風が来るとは思えませんが。

テレビなどで取り上げて、もっと募金を募るなど
日本にもできることをしていきたいところです。

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タグ：バヌアツ サイクロン 気圧